12月は成約件数が大幅増加

企画:ゲイトグループ株式会社
編集:不動産価格.net事務局

12月は成約件数が大幅増加

お正月気分も抜け、不動産業界も慌ただしくスタートしています。
昨日、内閣府から発表された月例経済報告で景気の基調判断は「緩やかに回復している」と上方修正されました。 12月度の不動産取引動向ですが、中古マンションを中心に駆け込み需要は続いている状況で件数面では、首都圏で22.7%増加、関西圏でも15.2%の増加、価格的にも前年比同月比で上昇となっています。 また、景気回復を受けてか、首都圏で土地の価格に上昇傾向が見受けられます。

国内の不動産市場動向(12月度)について、東日本不動産流通機構(2014年1月15日)および近畿圏不動産流通機構(2014年1月15日)より発表されましたのでその詳細について検証してみます。


首都圏

物 件 種 別 平米単価(前年比) 平米単価(前月比) 成約件数(前年比)
マンション +5.6% ▲1.8% +22.7%
中古戸建て ▲6.4% +0.0% +9.0%
土地 +3.2% +9.5% ▲12.5%

◆ データ出典元:東日本不動産流通機構 2013年12月度 月例マーケットウオッチ


近畿

物 件 種 別 平米単価(前年比) 平米単価(前月比) 成約件数(前年比)
マンション +3.4% +0.8% +15.2%
中古戸建て ▲1.0% ▲2.0% +5.4%
土地 ▲3.2% ▲3.2% +14.7%

◆ データ出典元:近畿圏不動産流通機構  Real Time Eyes 1月号

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■ 駆け込み需要はラストスパート

首都圏、関西圏共に中古マンションの消費税増税前の駆け込み需要のピークは過ぎつつありますが、中古マンションを中心に取引件数は例年の12月と比べて10%程度増加しています。

< 首都圏 >

中古マンションについては、駆け込み需要は続いており好調。土地について、緩やかながら景気回復を反映してか、取引が少ない中、例年に比べて価格は上昇した形となっています。 年越し前にネガティブな事情で土地を手放す(売却)する方が減少した感じでしょうか?

< 関西圏 >

関西圏も先月と同様の動きで、中古マンションは上昇傾向。一戸建て住宅、土地は横ばいから少し下落という状況となっています。

■ 今後の動向

駆け込み需要のラストスパートがかかっており、年明け早々から不動産会社もフル回転となっているようです。 消費税増税前に契約し、引越や入居コストも増税前にという感じですね。

 

これから不動産取引は繁忙期(移動のシーズン)に向かって取引も更に活発になっていきます。中古マンションや一戸建てなどの現時点で売却の計画(検討中)があるのであれば、待った無しで売却判断をするタイミングかと思います。 4月以降の不動産市場の動向は、景気回復傾向という追い風もあり、今回の駆け込み需要の反動減は予想より少ないのではないかという見方が大半です。 4月以降の売買については、価格的な上昇こそは期待出来ないと思いますが、春のベースアップ交渉の動向次第で今後の方向感が見えてくるのではないかと思います。

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