企画:ゲイトグループ株式会社
編集:不動産価格.net事務局
近畿圏でも同様に、経済状況悪化の影響で一般消費者の不動産購入マインドは大きく減退しており、耐えきれなくなった売主が価格を下げて売却する傾向が強まっています。
以下に2011年8月度の東日本、西日本の不動産取引動向を整理しておきます。
■最新の不動産市場動向
2011年8月11日に東日本不動産流通機構および近畿圏不動産流通機構より発表された不動産動向データをで検証してみると下記の通りとなります。
首都圏
| 物 件 種 別 | 成約価格(前年比) | 成約価格(前月比) | 成約件数(前年比) |
|---|---|---|---|
| マンション | -0.5% | +2.1% | -6.0% |
| 中古戸建て | -0.4% | -1.6% | +4.1% |
| 土地 | -0.4% | -6.0% | +12.9% |
近畿
| 物 件 種 別 | 成約価格(前年比) | 成約価格(前月比) | 成約件数(前年比) |
|---|---|---|---|
| マンション | -3.0% | -4.1% | +5.9% |
| 中古戸建て | +2.7% | +0.4% | +2.8% |
| 土地 | -14.1% | -8.0% | +34.3% |
■売主には厳しい2011年末
2011年も残り3ヶ月程度ですが、欧州危機を始め、ドル安(円高)など世界的景気低迷は深刻度を増している傾向に加え、地震津波で被災された地域の復興、原発事故による放射能汚染の拡大等、来年にかけて景気回復が一気に好転することに期待できる状況ではなく、当面、土地、不動産の価格上昇は見込みにくい状況です。路線価をみても首都圏で2011年は2010年に比べて3−6%の下落が見られており、さらに来年度も回復期待は難しい状況かと思います。売主には厳しい状況になることは避けられないかもしれません。
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