企画:ゲイトグループ株式会社
編集:不動産価格.net事務局
以下に2011年12月度の東日本、西日本の不動産取引動向を整理しておきます。
■最新の不動産市場動向
2012年1月、今週に東日本不動産流通機構および近畿圏不動産流通機構より発表された不動産動向データをで検証してみると下記の通りとなります。
首都圏
| 物 件 種 別 | 平米単価(前年比) | 平米単価(前月比) | 成約件数(前年比) |
|---|---|---|---|
| マンション | -2.5% | +0.1% | -3.3% |
| 中古戸建て | -5.6% | +0.8% | -6.3% |
| 土地 | -0.9% | +7.3% | +5.5% |
近畿
| 物 件 種 別 | 平米単価(前年比) | 平米単価(前月比) | 成約件数(前年比) |
|---|---|---|---|
| マンション | -6.2% | -2.1% | +8.5% |
| 中古戸建て | 0.0% | -0.0% | +11.0% |
| 土地 | +16.9% | +13.1% | +39.0% |
■不動産の若干回復の兆しあり?
昨日(2/17)の政府発表ならびに日銀総裁の講演などを見る限り、国内の景気回復について復興需要による底上げは限定的ですし、円高の長期化や欧州危機や中国の景気減速の影響で製造業は収益悪化が続き、全体的な回復の兆しはまだ見えて来てないというのが現実的な線かと。 一方で、国内の小売り分野で緩やかな回復基調も出始めてきているのも事実で、震災の自粛モードも若干減退したのか、エコカー補助金で新車の売上げが伸び、厳冬の影響もあり11月くらいから生活必需品関連から改善してきている点などプラス 面もあるようです。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2012/0216getsurei/main.pdf
不動産の価格動向も震災の影響で落ち込みから徐々に回復しつつありますが、未だ踊り場にいる状況ですね。首都圏や関西圏の一部の人気エリアでは個人の不動産取得意欲が戻りつつあるようで土地の売却価格等の上昇傾向も見られてきましたが、一方で首都圏では転入人口の減少が散見される点は要注意ですね。特に千葉県などは転出人口のほうが多くなり、厳しい状況にあるというのも事実です。
本格的な景気回復傾向に向かうとよいですが、未だデフレ状況は続いており、消費税増税など一般個人(大衆)の生活防衛意識の高まりを増長させる話題には事欠かない状況であるので楽観出来ないのも事実です。欧州の債務危機、中国の景気回復の兆しが見えてくると、今年後半から緩やかに回復していくとも言われており、今後の動向には注視が必要です。
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