土地、マンション、住宅など不動産の売却相場価格の査定情報
失敗しない不動産売却

不動産売却の基礎知識

2011年度の不動産流通動向


昨日(4/16)に東日本不動産流通機構から最新年度(2011/4〜2012/3)の首都圏における住宅市場動向調査の結果が発表されました。 これから不動産を売却する方にとって、興味深いデータがありましたので、2部構成で解説します。

第一部 :市場全体の動向

1.まずは成約(取引)動向

2011年度は東日本大震災、欧州危機など不安定で経済的にも下落状況が続き、不動産(住宅市況)も非常に大きなインパクトを与えました。 下記の図でもわかるように、成約件数そのものは横ばいですが、マンションの価格、戸建て住宅、土地の価格、すべての不動産価格が下落を示しています。

リーマンショック以降、極度な円高、デフレ経済で生活者の経済状況も悪化し、不動産価格も下落傾向が慢性化していたところに、震災ショックで、大切な不動産だけどこれ以上、保有している経済的余裕もないし、底値で泣く泣く売却せざるを得なかったケースも多くあった1年ということが推察出来る結果ですね。


doko.gif

データの出典:http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_2012.pdf

2.マンションと土地の取引動向

<中古マンション>

成約件数は、横ばい (前年度比 ▲1.1%)
成約価格は、下落   (前年度比 ▲2.1%)

中古マンションの平米単価で目立ったのは、東京23区は▲4.7%。 結構、悲惨な結果でした。

<土地>

成約件数は、横ばい (前年度比 +5.8%)
成約価格は、下落   (前年度比 ▲3.2%)

土地では、やはり23区で▲6.6%、ついで埼玉県の▲6.5%でした。これは、長期的な経済の低迷によるものが下落傾向の主な原因だと思われ,根が深い問題ですね。

今回のデータは、東日本不動産流通機構が、不動産流通業界に向けて発表されたデータですが、不動産を売却する個人の方の視点で見ると、興味深いデータもいくつかありました。 こちらは「第2部 不動産流通の真相」で説明させていただきます。


ページ先頭へ