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不動産売却の基礎知識

2012年5月は回復に陰りあり



企画:ゲイトグループ株式会社
編集:不動産価格.net事務局


新年度に入り震災復興需要も手伝い、緩やかな回復基調でしたが、先月に入りその情勢に陰りが見え始めてきましたね。小売の改善傾向は続いていますが、欧州危機の再燃で再び円高基調になり、製造関係ではマイナスとなって来ており、日本経済全体が緩やかな回復基調から横ばいへ転換したような感じです。この夏のエネルギー問題や消費税の引き上げに関する政局混迷もあり、不安定な状況であるのは間違いないかと思います。 さて、本題の不動産売買の成約価格の動向ですが、首都圏では成約件数は前年度比で増加傾向にありますが、住宅(マンション戸建て)については下落していますね。 また、関西圏でも住宅関連は成約件数は前年度比で増加傾向ですが、価格は若干の下落傾向です。以下に2012年4月度の東日本、西日本の不動産取引動向を整理しておきます。

■最新の不動産市場動向

2012年6月11日に、東日本不動産流通機構および近畿圏不動産流通機構より発表された不動産動向データをで検証してみると下記の通りとなります。

首都圏
物 件 種 別 平米単価(前年比) 平米単価(前月比) 成約件数(前年比)
マンション -3.2% -2.0% +4.5%
中古戸建て -2.9% -4.1% +6.2%
土地 +8.1% +11.7% +3.8%
◆ データ出典元:東日本不動産流通機構 2012年5月度 月例マーケットウオッチ

近畿
物 件 種 別 平米単価(前年比) 平米単価(前月比) 成約件数(前年比)
マンション -3.0% -2.6% +2.5%
中古戸建て -6.3% -0.9% +6.4%
土地 +13.8% +1.6% -16.1%
◆ データ出典元:近畿圏不動産流通機構  Real Time Eyes 6月号

■移動シーズンが終わり調整的な動きが続く

春の不動産取引のピークも終わり、これからは不動産会社もそろそろ一段落という感じのようです。とは、言いながらも上記にあるように成約価格の低迷が続いているのが現実でこのあたり、報道されている内容はそれほど深刻視したものはないのですが、ちょっと行政の不動産価格崩落の予防バイアスが入っているのかな?と思ったりもしています。 確かに土地の価格は底を打ち、若干上昇してきそうな気配はありますが、長期的にどうなるやらです。というのも、消費税の引き上げ前の駆け込み需要が今後1年くらい見込まれているのでその影響じゃないかと思います。特に宅地分譲などは優遇措置もあり膨れてきています。特に首都圏では埼玉県などは顕著ですね。関西圏では京都あたりがやはり同様ですが兵庫県などは逆に未だ底をついてない?と思われるような数字であったりもします。 マンションでは、やはり首都圏でいうと東京はやや下落、埼玉では横ばい、千葉は湾岸部などで大きく下落(10%強下落)していますね。神奈川も緩やかに下がってきています。

今後の動向ですが、売主にとってはやはりこの1年間が売却の勝負機会かもしれませんね。消費税が上がる前に買主が動く可能性はありますから。この夏の状況次第ですが、やはり、昨年の夏のように節電、生産活動も緊縮ムードになると経済的に財布のひもも堅くなるので、そのような状況にならないように行政面でも工夫はして欲しいと思います。それを理由に政府は原発再稼働を進めていますが、きちんとしたエネルギー政策を作らず兎に角的な感じで無謀な口実だと思います。本質的な震災復興を継続的に進め、社会保障制度の改革や、デフレ脱却の具体的な政策と行動を進めて行って欲しいものです。きちんと仕事してもらえば、経済も回復基調になっていくと思われますし、それによって不動産市場も活性化されくていくんじゃないかと思います。

ポイント的には、今後の1年というか秋から春にかけてが好条件で売却できる短期的なチャンスとなりそうだということ。これから次の移動のシーズンにむけて、強気の価格で売出し、運良く売れればそれでよし、ダメでも次の年明けピークに向けて再調整して売り出せばいいんではないかと。当サイト等通して、複数の不動産会社に査定を出し、複数の不動産会社と相談できる接点を持ち始めておくのも悪く戦術じゃなないかと思います。

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