土地、マンション、住宅など不動産の売却相場価格の査定情報
失敗しない不動産売却

不動産売却の基礎知識

景気後退、厳くなる売却の現状



企画:ゲイトグループ株式会社
編集:不動産価格.net事務局


激しく動いたと感じる短い秋も終わり、今年も残すところあと1ヶ月半となりました。先月の成約動向の数字ですが、首都圏、関西圏そろって成約件数は大幅に増加しました。しかし、買手主導の市場傾向は強まりを増しているような感じです。

特に首都圏の土地は今年度に入り底打ちで横ばいしていましたが、底割れの兆しも感じる程激しい動きでした。逆に関西圏では10月は値ごろ感からか若干の売り手主導に変わり件数、平均m2単価ともに前年度、前月比プラスで上々の結果だったと思います。以下に2012年10月度の首都圏、近畿圏の不動産取引動向を整理しておきます。

■最新の不動産市場動向

2012年11月12日に東日本不動産流通機構および近畿圏不動産流通機構より発表された不動産動向データをで検証してみると下記の通りとなります。

首都圏
物 件 種 別 平米単価(前年比) 平米単価(前月比) 成約件数(前年比)
マンション ▲0.5% +0.7% +2.8%
中古戸建て ▲3.9% +2.1% +1.4%
土地 ▲8.7% +1.3% +29.2%
◆ データ出典元:東日本不動産流通機構 2012年10月度 月例マーケットウオッチ

近畿
物 件 種 別 平米単価(前年比) 平米単価(前月比) 成約件数(前年比)
マンション ▲2.1% ▲3.4% +9.6%
中古戸建て ▲0.5% ▲0.5% +5.3%
土地 +4.7% +17.5% +26.2%
◆ データ出典元:近畿圏不動産流通機構  Real Time Eyes 9月号


■首都圏で底割れの兆し

上記の数字では見えない部分ですが、注目したのが首都圏の土地の価格
件数の増加が29.2%ととても大きな数字となっていますが、内容的には少し不安なところがあります。成約件数が大幅に前年同月比で増加
東京都(+31.0%)、千葉県(+2strong.3%)、埼玉県(+56.3%)
神奈川県(+28.3%)となりました。

しかし、成約価格面でみると、前年度同月比の平均m2単価の減少
東京都(▲8.1%)、千葉県(▲9.4%)、埼玉県(▲8.1%)、
神奈川県(▲8.1%)と軒並み減少。要は「叩き売り」に近い状況です。首都圏の売主には非常に厳しい結果でした。

■2013年は非常に厳しくなります

本日、内閣府が発表した7─9月期の実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス0.9%(年率換算で3.5%のマイナス)は、相当重い数字です。景気動向は横ばいから下振れの可能性が高まってきました。

 製造業も収益悪化が改善されるどころかより悪化しそうな様相です。リーマンショック直後の落ち込みぶりで政府も景気後退の可能性を確認したと発表。(おい、こら!と言いたくなりますね。)10月−12月の数字もプラス材料に欠け、個人消費もより防衛的になる見通しで景気悪化の懸念が広まっていますね。冬のボーナスも軒並み減少の傾向で、家計への負担も増し財布の紐は緩みそうにもありません。

 さらに、先日米国大統領がオバマ再選となり引き続き米国も金融緩和政策を取るため2013年以降もドル安円高の傾向は続く事が予想されます。さらに中国の景気減速に加え日中関係の悪化なども円高を後押しする材料と見られており、輸出減少で製造業も厳しい状況が続くと予想されます。

こうなると不動産の市場も底割れの可能性も否定できなくなる状況と言わざるを得ません。 2014年の消費税増税前の駆け込み需要が年明けくらいから緩やかに始まり売却価格の上昇も期待したいところですが、買い手側が不動産購入に不安(底割れ下落の可能性)を感じ、不動産所有に消極的にならないことを祈るばかりです。

このような状況下、来年にも不動産の売却を予定(検討)の方は、前回のコラムでも書きましたが、不動産の売却には、早くて3ヶ月程度、高めの売り出し価格でじっくりと攻めるとなると半年から1年くらいの時間はみている必要が有ります。そういう意味でも、現時点での実勢価格を把握(当サイトより無料で不動産査定できます)し、今後の経済動向を注視しつつ、売却の準備は万全にしておく(頼れる不動産会社とパイプを作っておく)ことが、売主が賢く大切な不動産を売却するためにはとても肝要なことだと思います。

その他、参考情報

マンションの売却をご検討中の方へ、
過去2年間のマンション売却の最新価格データ動向(首都圏、関西圏)も是非、ご参照下さい。 http://www.fudousankakaku.net/m/

土地の売却をご検討中の方へ、
過去2年間の土地売却の最新価格データ動向(首都圏、関西圏)も是非、ご参照下さい。 http://www.fudousankakaku.net/m/不動産売却と価格動向%E3%80%802012/土地売却と価格動向/

戸建て住宅の売却をご検討中の方
過去2年間の戸建て売却の最新価格データ動向(首都圏、関西圏)も是非、ご参照下さい。
※現在、首都圏のみ、今月下旬には関西版を掲載する予定です。
http://www.fudousankakaku.net/m/一戸建て中古住宅の売却動向/


◇ 不動産価格.netの無料査定は下の都道府県名をクリック

土地の売却重点サポートエリア
北海道・東北
北海道 宮城 福島
関東
東京都 神奈川 埼玉 千葉 茨城 
中部・東海
愛知 静岡 三重 岐阜 山梨
近畿
大阪 兵庫 京都 滋賀 奈良 
中国・四国
岡山 広島 山口 
九州
福岡 佐賀 


pr011.jpg  ご所有の物件の現在の市場価格に関する不動産査定不動産売却のご相談は不動産価格net経由で、お気軽に最寄の不動産会社にご依頼頂けます。複数の査定価格、売却戦略などの提案内容を比較検討してみてください

その他、不動産査定を出す前にご不安なことや、ご不明な点がございましたら、 お気軽に不動産価格net事務局までお問合せください。
 

ページ先頭へ